<松戸市通所介護事業所連絡協議会 第二回講演会>
テーマ「地域密着型サービスの介護職員モチベーション講座」
松戸市通所介護事業所連絡協議会の第二回講演会が、
平成28年10月2日(日)13:00~16:00の日程で松戸駅近くにある聖徳大学の教室にて開かれました。
今回は、「特定非営利活動法人ちば地域密着ケア会議」との共催で、
講師は、様々な講義や著書で有名な三好春樹先生(生活とリハビリ研究所代表)でした。
今回の研修は2部構成でプログラムされ、
●第一部は三好先生による「希望としての介護セミナー」~介護という職業の魅力~
をテーマとした講義
●第二部は「三好氏と若手介護職員とのトークショー」として、普段デイサービスで利用者様の為一生懸命勤めるスタッフが6名選抜され三好先生と共に登壇し、介護現場での楽しみや工夫等を話し合いました。
登壇者は、左から①コーディネーター役:いしいさん家代表石井英寿さん
②ひまわりの丘:松本顕太さん ③ひなたぼっこ:村山雄二さん ④サボテン:栗栖達也さん
⑤松峰苑:弓田敏誠さん ⑥馬橋デイサービス:副田久史さん
⑦みもみのいしいさん家:幸治孝和さん ⑧三好春樹先生でした。
●第一部の「希望としての介護セミナー」では、三好先生の軽快なトークと、先生の現場の経験談を織り交ぜ、実際に起きた問題・原因・解決方法を現場の気持ちに寄り添いながら面白おかしくお話しいただく講義内容に笑顔が絶えない会場となりました。
また、参加者がバラバラに座っていた教室内で、3人1組となり、参加者は時々クイズを出されながら、認知症についての理解や介護職の存在意義など、多岐にわたるお話を聞く事ができました。現場の気持ちや苦労を理解しながらも、今までの発想やイメージを、パッと変えてくれるような三好先生の話に引き込まれる方も多かったのではないでしょうか。
●第二部は、実際に日々現場で汗を流す介護スタッフが、働く上での喜びや、サービスを行う中での創意工夫・実際にうまくいった方法などを話し合いました。
どの現場でも、利用者様についての悩みは絶えず、色々な工夫をしながら上手くいく方法を探したり、うまくいった時の達成感が仕事のやりがいにつながっていたり、利用者様の笑顔や優しさが働くスタッフの支えとなっている事がわかる話し合いとなりました。
●今回の研修の狙いには、「社会から厳しい目で見られている福祉サービスに従事している若い 介護職員のモチベーションを上げたい」との目的もあったと、松戸市通所介護連絡協議会研修部会会長の中川さんより伺いました。
参加された方々は、研修を通して様々な刺激をもらう事ができたのではないでしょうか。
今後、研修部会では会員に向けた「介護現場で現場で生かせる、専門職からの勉強会」などを企画しているとの事です。
同じ松戸市で働くデイサービスのスタッフ同士の交流の場としても、ぜひ参加頂ければと思います。
最後に研修部会からのご連絡です。
→「会員の皆様のご協力のもと、2度の講演会を開催させて頂きました。ありがとうございました。やる気がある方、どうぞ研修部会での活躍をお待ちしています。」