松戸市通所介護事業所連絡協議会の第一回講演会が、平成28年7月13日(水)18:30~20:30に松戸市勤労会館ホールにて開かれました。
今回のテーマは、「松戸市の総合事業において通所介護に期待される役割」です。
講師は、松戸市の介護保険事業運営にも関わっておられる結城康博氏(淑徳大学教授)。
松戸市で平成27年4月にすでに始まっている総合事業について、「通所介護事業所としてどのように関わっていけばよいか」を結城教授の講演を通して理解を深める事を目的として開催され、今回は約90名の会員が参加し、結城教授の講演に耳を傾けました。
また、研修内容にグループワークを盛り込む事で、他の事業所との交流をはかり協議会内部の 連携を深める事も、今回の研修のねらいとしてありました。
- 内容は以下の通りです。
①連絡協議会会長である丸田敬子氏のご挨拶
②講演
配布された手元資料とパワーポイントを使用しての講演(約1時間)
○平成30年の介護保険改正の動向や、今後の通所介護のあり方、特に通所型サービスCについての現状把握や、サービスCについての事業所としての考え方を深める講演でした。
③グループワーク
各テーマ
(①今後、要支援でデイサービスを利用している利用者様の中に、地域サロンや通所Cなどでも代替えできる方はいるか?
②今後、基準緩和した(A)もしくは住民主体の(B)に取り組む・協力する事業所は存在するか?)
についてグループ内で意見交換を行いました。
各グループ、様々なタイプのデイサービス・様々な立場の職員が集まり1つのグループを構成 する事で、自分とは違う立場からの意見が聞けたり、1日タイプ・半日タイプの現状・悩みを話し合ったりと、各グループの話し合いは大いに盛り上がっていました。
グループワーク後には、グループ内の意見の発表や質疑応答等も行われました。
結城教授からは「通所型サービスC」の受け入れや今後の活かし方についての質問があり、
その質問には各グループから賛否両論の意見が出、参加者同士お互いの意見に耳を傾け見識を深めていました。
研修後には調査部会が、研修についてのアンケートを回収し、今後行ってほしい研修内容などの 会員の意見の吸い上げが行われました。
研修部会よりお知らせ…平成28年10月2日に三好春樹氏を招いた研修を行う予定です。会員の方はぜひ参加して頂き、まだ非会員の方は協議会へ参加頂き、一緒に勉強していきましょう。